かつてはテレビ業界で絶大な影響力があったジャニーズ事務所。
ジャニー氏が亡くなってから、事務所から脱退するタレント、離れていく関係者らが後を絶ちません。
ジャニーズ事務所は、大手芸能事務所バーニングプロダクションとならぶ業界1、2を争う最大手の事務所です。
その分所属タレントも多いために不祥事が多く、もみ消した事件の数は業界で一番多いと言われている事務所です。
この記事では、SMAPや嵐、NEWSなどの「2000年代のジャニタレスキャンダル」を一覧にしてみました!
スキャンダルのイメージがない意外なあの人も!
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【テレビで報道された】ジャニーズタレントの不祥事一覧
もみ消しができないほど大きなトラブルが続いているジャニーズですが、過去にもこんな所属タレントの不祥事がありました!
2001年
稲垣吾郎(元SMAP)
8月24日、駐車禁止違反で女性警察官に制止されたが車を発進させてバンパーに足を接触させる。
道路交通法違反と公務執行妨害により現行犯逮捕。
不起訴処分となったが、約5か月間の活動休止。
2005年
内博貴(元関ジャニ∞・元NEWS)
7月16日、未成年飲酒で補導され活動自粛。
関ジャニ∞・NEWSから脱退扱いとなる。
その後もジャニーズ事務所に所属しており、現在は舞台を中心に俳優として活動。
2006年
草野博紀(元NEWS)
1月、未成年飲酒疑惑で活動自粛。
5月にNEWSの年内活動休止が発表されるも12月30日に脱退。
2008年にジャニーズ事務所を退所し、モデルやバンド活動を経て現在は俳優業を中心に活動。
2007年
赤坂晃(元光GENJI)
10月28日、覚醒剤所持により覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕。
翌10月29日にジャニーズ事務所から解雇された。
現在は宮古島を拠点に焼肉店を経営する傍ら、芸能活動も再開している。
2009年
錦戸亮(元関ジャニ∞)
3月1日、よそ見運転で衝突事故を起こす。
ジャニーズ事務所からは口頭で厳重注意。
2019年にジャニーズ事務所を退所し、現在は個人事務所を立ち上げ歌手・俳優として活動中。
草彅剛(元SMAP)
4月23日公園で泥酔し全裸で騒いでいたところを通報され、公然わいせつで現行犯逮捕。
起訴猶予となり約1か月の自粛期間を経て活動再開。
事件当時「しんごー!」と叫んでいたことが話題となる。
長野博(元V6)
10月12日、前方不注意により停車中の女性会社員の乗る車に追突。
けが人はなく大きな事故にはならなかった。
2010年
松本潤(嵐)
2月1日、雪でスリップし追突事故を起こす。
事故相手の女性会社員に怪我なし。
手越祐也(元NEWS)
3月15日、前方不注意でタクシー後部に追突事故を起こす。
運転手に怪我はなく、大きな事故にはならなかった。
2020年にジャニーズ事務所を退所し、現在はYouTubeなどで活動中。
渋谷すばる(元関ジャニ∞)
4月17日、前方不注意と雪によるスリップで追突事故を起こす。
けが人はなく大きな事故にはならなかった。
2018年にジャニーズ事務所を退所し、現在はソロアーティストとして活動中。
二宮和也(嵐)
6月4日、乗用車を運転中に自転車に乗っていた女性と衝突事故。
この事故によりグループ全員が年内運転禁止となる。
2011年
森本龍太郎(元Hey!Say!JUMP)
6月28日、週刊女性に喫煙写真が掲載された。
未成年の喫煙を理由に無期限活動停止処分となり退所。
現在はyoutuberとして活動。
山口達也(元TOKIO)
8月28日、車線変更禁止区域で車線変更し警察に指導される。
そのとき免許証の提示を求められたが期限切れが発覚。
道路交通法違反で書類送検されるが不起訴処分となる。
木村拓哉(元SMAP)
9月に千葉県、2012年1月に東京都内でスピード違反により摘発され免許停止処分となる。
2012年
田中虎太郎(元ジャニーズJr)
9月14日、自身が通う中学校の教諭に暴力を振るったとして現行犯逮捕。
現役ジャニーズJrの事件として週刊女性に報道されていたが「6月以降活動していない」としてすでに退所していることを発表。
ジャニーズJrの事件とはいえ、ジャニーズ事務所の処分が早かったことが話題に。
2013年
田中聖(元KAT-TUN)
度重なるルール違反があった(副業禁止に関わらず飲食店経営、事務所を介さないライブ開催DJ出演、タトゥー、女性問題等)として9月30日付けでジャニーズ事務所から契約解除され退所。
その後はyoutuber・ミュージシャンとして活動するも、2017年に大麻取締法違反で逮捕にはじまり、覚醒剤所持・使用容疑で逮捕、恐喝など度重なる逮捕により芸能界復帰は絶望的に。
2023年2月には1年4ヶ月の実刑判決を言い渡される。
2014年
山下智久(元NEWS)
6月25日、路上で20代の男女グループと口論となり撮影をしていた女性の携帯電話を取り上げて逃走。
器物損壊容疑で10月21日に書類送検される。
その後、示談金を支払い不起訴処分に。
この事件は元ジャニーズの赤西仁と錦戸亮も関与していたとされるが、事件化したのは山下智久のみ。
このことで赤西・錦戸と関係が悪くなったという噂も。
2020年にジャニーズ事務所を退所し、現在は俳優業を中心に活動中。
2016年
中島裕翔(Hey!Say!JUMP)
4月1日、泥酔し路上で女性に抱きついたとして痴漢容疑で警察沙汰になる。
女性が被害届を出さなかったため刑事事件にはならなかったが、ジャニーズ事務所は事実と認め謝罪文を発表。
実はこの泥酔事件、吉田羊さんの自宅に7連泊した次の日のことだったようで、ファンはダブルでショックを受けたもよう。
2017年
木村拓哉(元SMAP)
6月20日、前方不注意でバイクに衝突。
前方を走る車両と玉突き事故となったが怪我人はなかった。
2018年
山口達也(元TOKIO)
4月25日、2月に女子高生にキスをし強制わいせつ容疑で書類送検。
無期限の謹慎処分となったが、本人の辞意によりジャニーズ事務所を退所。
その後2020年にも飲酒運転で逮捕。
現在は依存症に向き合うための会社を設立し、同じ悩みの人を救う活動をしている。
小山慶一郎・加藤シゲアキ(NEWS)
6月7日、未成年女性への飲酒強要を週刊文春が報道し、小山慶一郎は活動自粛、加藤シゲアキは厳重注意処分に留まった。
報道されているだけでもたくさんの事件・事故がありますね
現在はマネージャーが迎えに来たりタクシーや公共の移動手段が多いとされていますが、過去にはジャニーズタレントの多くが交通事故で処分を受けていました。
また事件を報道する際には、加害者のタレントの呼称を「容疑者」でなく「メンバー」と表記させるなど、事務所からの圧力とも言える不自然な対応が話題を呼びました。
たとえば、2001年8月に元SMAPの稲垣吾郎が交通事故を起こし、現行犯で逮捕されたときのこと。
各局の報道各局は通常の「容疑者」ではなく、「稲垣吾郎メンバー」という呼称を使って報道しました。
当時のニュース番組ディレクターが
「“稲垣吾郎メンバー”などという呼称は不自然であり、聞いたことがない。容疑者と呼ぶべきではないのか」
と上司に質問した際、上司の答えは
「そうしろという上からの指示だ。ジャニーズなんだからわかるだろ」
という趣旨のものだったそうです…。
ジャニーズの所属タレントは絶大な人気を誇り、他の番組に比べはるかに高い視聴率を安定して獲得しているわけですから、「物言う事務所」であり続けている理由も頷けます。
一度怒らせてしまえば、相応のペナルティが課せられるリスクは想像がつくので、あえてジャニーズをすっぱ抜こうとするテレビマンはどこにもいなかったのかもしれません。
【テレビで報道されなかった】もみ消された不祥事一覧
ジャニーズ事務所がもみ消したとされるタレントのスキャンダルや事件には、週刊誌で報道されてもテレビでは一切触れられなかった闇が深い事件も多くあります。
ここからはジャニーズがもみ消したとされるスキャンダルを紹介します!
1999年
長瀬智也・松岡昌宏・山口達也・堂本光一
芸能ブローカー主催の乱交パーティに長瀬智也・松岡昌宏・山口達也・堂本光一が参加したとされ、参加メンバーのモザイク処理写真つきで「FLASH」が報道。
当時の深夜人気番組のタレント陣のスキャンダルで芸能界に激震が走るも、テレビ局では一切報道されず闇に葬られる。
2008年
大野智
週刊現代が大野智の大麻吸引疑惑を報道。
ラリっているとされる写真つきで報道されるもテレビ番組はスルー。
現在も大麻吸引疑惑の一人として印象に残っている人も多いのでは?
渋谷すばる
週刊女性が渋谷すばるの女性への飲酒強要を報道。
「美人局が動き出している」との情報もあり、ジャニーズに合コン禁止令が言い渡される。
2011年
大野智
大野智の大麻疑惑を告白したAV女優の女性が飛び降り自殺。
当時、彼女は他の嵐メンバーとも関係があったと週刊文春が報道し、暴露本も出版されるがジャニーズ事務所は事実無根として抗議。
自殺に関しても一貫して無視の姿勢を貫いている。
2013年
岩本照(SnowMan)
11月14日、東京池袋の埼京線ホームでマナーの悪い女性ファンの顔面を殴り、右眼窩底骨折の重傷を負わせ謹慎処分となる。
女性は「やらかし(過度なつきまといをするファン)」として有名で、稽古場を出た後尾行して背後から抱きついたとされ、被害届は出されなかった。
2014年
錦戸亮(元関ジャニ∞)
山下智久が器物損壊容疑で書類送検された事件の際、行動を共にしていた錦戸亮(当時関ジャニ∞)には処分が下らず。
赤西軍団と言われていた山下智久だけが警察沙汰になったような報道がされるも、実際は赤西・錦戸の両者が絡んでいたとされる。
2017年
山田涼介(Hey!Say!JUMP)
東スポがアイドルグループのメンバー3人が少女を妊娠させたという疑惑を報道。
グループ名は出ていないものの掲載されたシルエットからHey!Say!JUMPではないかと噂され、渦中の人物とされていた山田涼介の契約CMが打ち切りとなり、疑惑が確信に変わったとされた。
テレビでは報道されなくてもネットで報道されていましたね!
一覧にしてみるとジャニーズタレントのもみ消し疑惑は闇が深いものばかりです。
しかし関係者によると、まだまだ氷山の一角なんだとか…。
2017年には、福岡金塊強奪事件で逮捕された小松崎容疑者と手越祐也さんの写真が流出して問題となりました。
しかしこちらも両者に密接な関係はなく、たまたま求められて写真を撮っただけであることが判明しています。
ジャニーズタレントのスキャンダルもみ消しは大問題ですが、週刊誌の報道にも大げさに報道したり、そもそもデマだったりと、信憑性が低い情報も多数存在しています。
週刊誌の報道も信じすぎないようにすることが大切ですね!
ジャニーズ事務所が【もみ消せなくなった】理由
ジャニー喜多川氏の性加害報道を皮切りに、ジャニーズ事務所の業界の立ち位置も変わってきていますが、なぜジャニーズタレントのトラブルがもみ消しできなくなってきているのでしょうか?
最近の例として、NEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキが起こした未成年女性への飲酒強要が顕著な例です。
両者がニュースキャスターやコメンテーターという仕事を任されていたこともあり、この不祥事はジャニーズとしては異例のレベルで厳しく報じられました。
活動自粛という対応の早さも、過去の例と比べて極めて厳しいといわれています。
その数年前には、当時NEWSのメンバーだった手越祐也も未成年の女性アイドルと飲酒していたと報じられましたが、その当時は大きく報道されることなくスルー。
ではなぜ小山慶一郎と加藤シゲアキの事件がこのような報道・処分になったのか。
あるテレビ局員によると、
「日本テレビが“小山本人に謝罪させる”という毅然とした態度を取った背景には、ジャニーズ事務所の弱体化があると思います。
かつてのジャニーズだったら、『SMAP』の元マネジャーだったI氏のような人が局に乗り込んで、報道を控えるように交渉する代わりにジャニーズのタレントを番組に格安で出すという交渉をしてきたのですが、いまはそうした“汚れ仕事”をする人材がジャニーズにはいないのです。
だから、スポーツ新聞や週刊誌に書かれ放題で、バッシングがやむ気配もないのです」
と語っています。
最近になって故・ジャニー喜多川氏のかつての性加害が問題になっています。
ジャニー喜多川氏が亡くなってから弱体化が囁かれていましたが、そのジャニー喜多川氏が加害者であることが露呈。
さらには次々と退所メンバーが相次ぎ、内部崩壊していると言われているジャニーズ事務所。
所属タレントを私物化していたことが露呈し、さらに事務所の力量の“カバーできる範囲”を超えてしまったことが事件を揉み消せなくなった理由かも。
もはやネットニュースが主流になっている現代。
いくら大手事務所と言ってももみ消せる力にも限界がありますよね。
まとめ
日本のテレビ業界とは切っても切り離せないジャニーズタレント。
もみ消せた事件、テレビで報道された事件の違いとは、書類送検など決定的な証拠があるかどうか、という点が大きいと思われますね。
そして最近では、若者のテレビ離れから始まる業界全体の弱体化に加え、ジャニー氏が亡くなりさらに崩壊が続くジャニーズ事務所。
事務所そのものの力が衰退していることも大きな要因と言えます。
また退所組が大物揃いで、タッキー事務所に合流の噂も出ていたりと、退所組からも目が離せません。
どうなるジャニーズ事務所!