南海キャンディーズ山ちゃんとオードリー若林の半生を描いたドラマ「だが、情熱はある」ですが、思いのほか視聴率が伸びず大苦戦しています。
「だが、情熱はある」が爆死している理由と今後の展開、世間の感想をまとめました!
「だが、情熱はある」の低視聴率の要因は?
視聴者のターゲットが限定的すぎる?
第一話の世帯平均視聴率は4.7%と爆死ゾーン。
期待に反してあまり視聴率が高くなかったことは局も想定していなかったと思われます。
そもそもこのドラマ、視聴者ターゲットは誰なのでしょうか。
主演はジャニーズ事務所の中でも幅広い層に人気がある、King&Princeの髙橋海人さんとSixTONESの森本慎太郎さん。
この2人をダブル主演にしただけでかなり話題性がありそうですが、それだけでは視聴率に結びつかない理由があったようです。
それは主演のモデルとなった南海キャンディーズ山ちゃんとオードリー若林の人気関係しているかもしれません。
このドラマは朝の情報番組「ZIP」で放送されていた、お笑い芸人「錦鯉」の生い立ちを描いたドラマ「泳げ!ニシキゴイ」のスタッフがメインとなって制作されているようです。
「泳げ!ニシキゴイ」はテンポもよく好評でしたが、M-1グランプリ優勝の錦鯉と山ちゃん若林のコンビでは、国民的人気の差があることが今回の視聴率に関係していると思われます。
また、高校生時代のエピソードがメインでスタートすることで、ネガティブで自虐的な展開が1話の半分をしめていました。
山ちゃんと若林に共感するタイプの人間か、お笑いファンか、主演2人のファンだけが視聴するドラマともいえますね。
ストーリーの展開がゆっくりめなのも好き嫌いが分かれそうなドラマの典型です。
「このままだと爆死か」と言われていますが、2話以降も視聴率が伸びない場合は、ジャニーズでダブル主演というキャスティングを超えることができない、潜在的な視聴率が足りなかったということになりますね。
【爆死の理由】水卜アナのナレーション
1話を視聴した多くの人が「ナレーションに違和感を感じる」とコメントしていました。
冒頭からナレーションがあり、どこかで聞いた声だなと思っていたら水卜アナだとわかった瞬間にさらに違和感を覚えた、という人が多いようです。
日テレのゴリ押し&新婚ということで露出が多いアナウンサーなだけにバラエティ色が強い印象ですよね。
このドラマは「ネガティブ人間の逆転人生」を描いているので、水卜アナではなく、もっと淡々とした女優さんのほうがよかったですね。
好感度が高い水卜アナですが、ドラマナレーションとなるとドラマ全体の雰囲気に関係していまうので評価が厳しくなるのも納得です。
「水卜アナのナレーションだけ過剰」
「水卜アナじゃない感」
「水卜アナの語りが違和感」
という意見がよく見られました。
朝ドラなどもナレーションの語りによってドラマの雰囲気が大きく変わりますよね。
水卜アナ好き以外は拒否反応かも?!
【爆死の理由】ジャニーズ事務所頼みのダブル主演
今回のドラマはKing&Prince髙橋海人さんとSixTONES森本慎太郎さんのダブル主演!
それだけでスタート前から期待の声が大きかったですね。
King&Princeといえば昨年11月に分裂騒動があり、髙橋海人さんはグループ残留組。
髙橋海人さんが今回のドラマに関連して「おしゃれクリップ」に出演した際に、今後の目標を聞かれ号泣したことで、ファンの怒りは再燃しジャニーズ事務所を糾弾するコメントに溢れかえりました。
さらにジャニーズ事務所の前社長ジャニー喜多川さんの性加害報道も相次ぎ、ジャニーズ事務所への世間の風向きも変わりつつあります。
ジャニーズ事務所の一連の騒動が今回の視聴率に関係したとは思えませんが、この2人を主役に抜擢したにも関わらず視聴率が伸び悩んでいるのは誤算ですね。
【爆死の理由】芸人の半生にしてはインパクトが足りない?
静かにスタートし静かに終わった第一話。
第一話は視聴者の心を掴まなくてはなりませんが、まだまだ主役二人の半生を語るには物足りないボリューム。
二人の学生時代のエピソードと二人が出会ったきっかけがメインでした。
波乱万丈の人生というよりは、芸人として大ブレイクするまでは闇の部分が多かった2人の人生、というかんじですね。
学生時代も目立つタイプではなく、陰で誰かを妬んだり感情を表に出さずに生きてきた側の人物でした。
そんなキャラクターに共感する人も多かったのか、物語の雰囲気に相反して「おもしろかった」というコメントが多かったです。
まだまだ落ち着いたストーリーの展開を見せていますが、人生逆転劇をどのように描くのか楽しみですね!
ドラマの感想
第一話よりも第二話のほうが高い評価が多く見られました。
第一話は淡々とした雰囲気でしたが、第二話はストーリー展開のテンポがよく、2人の転機になる出来事もありインパクトがありました。
まさに人生ドラマって感じでしたね!
山ちゃんと若林を演じる、髙橋海人さんと森本慎太郎さんが、本人とビジュアルや雰囲気が似せていることもあり、違和感なく視聴できるのが役作りのすごいところです。
また、オードリー春日役の戸塚純貴さんがいい味を出していると話題になっています。
名脇役の戸塚純貴さんですが、今回もインパクト大の演技をみせてくれて、さすがとしか言いようがありませんね!
ほかには、ドラマ出演が増えてきているヒコロヒーさん、安定の光石研さんや池津祥子さんなど、目を引く俳優陣が揃っています。
主演2人のほか、脇を固める俳優陣が演技派揃いなのも、今回のドラマに厚みを持たせている理由なのではないでしょうか。
南海キャンディーズしずちゃん役の富田望生さんも出演予定ですが、若手俳優の演技に注目です!
まとめ
ジャニーズファン、お笑いファンだけでなく、幅広い世代に支持されるドラマですね。
大爆死と言われている危険水域視聴率ですが、今後の展開によっては視聴率が伸びていく予感もあります!
日曜夜の寝る前に見るドラマに最適なストーリー展開です。
今後の人間ドラマに期待です!