「家庭があるけれど、誰かと話したい」「刺激が欲しい」そんな人の目に入るのが既婚者向けマッチングアプリです。しかし、SNSや口コミで既婚者マッチングアプリは「やばい」「怖い」という声が多く見られます。実際に逮捕者が出た事件や金銭・性的トラブルの報告もあり、軽い気持ちで始めると大きな代償を払う可能性があります。
この記事では、既婚者マッチングアプリがやばい理由、具体的な事例、使うときの安全対策などを詳しく解説します。
既婚者マッチングアプリが「やばい」と言われる6つの理由
既婚者マッチングアプリはなぜ「やばい」と言われるのでしょうか?
身バレのリスク
既婚者向けとはいえ、アプリの利用には写真登録やプロフィール作成が必要です。顔写真、服装、趣味や勤務地の情報などから身バレするリスクが高く、知り合いや職場の人に見つかって家庭や仕事に支障をきたした事例もあります。
また、スマホの通知、クレジットカードの明細、アプリの課金履歴から家族にバレるケースも少なくありません。
法的リスク(不倫による慰謝料・訴訟リスク)
既婚者同士だから大丈夫と思っていても、性的関係を持った時点で「不貞行為」と見なされ、配偶者から数十万円〜数百万円の慰謝料請求を受ける可能性があります。
「バレないだろう」という油断が後々、大きな金銭・家庭トラブルに発展することもあります。
金銭トラブル(詐欺・美人局被害)に遭う可能性
既婚者マッチングアプリには詐欺目的の業者が紛れ込んでいることがあり、
- 「会うための交通費を貸してほしい」と高額な要求をされた
- 投資話を持ちかけられた
- 女性とホテルに入った途端に仲間に脅されて金銭を要求された
などの被害事例があります。
性的リスク(性病・予期しない妊娠)
既婚者マッチングアプリでの出会いが肉体関係に発展する場合、性感染症や予期しない妊娠のリスクも避けられません。
自分だけでなく家庭に感染症を持ち帰るリスクもあり、取り返しがつかなくなることもあります。
精神的ダメージ・依存
最初は軽い気持ちで始めたつもりでも、罪悪感や家庭への後ろめたさからメンタルを崩す人もいます。
不倫関係が深まると依存状態になり、家庭や仕事が手につかなくなる人もいるため注意が必要です。
犯罪被害に遭う可能性
実際にマッチングアプリで出会った相手から性被害を受けたり、財布を盗まれたりする事件も報じられています。
軽い気持ちで会った結果、警察沙汰・書類送検されるような事件に巻き込まれる可能性もあることを忘れてはいけません。
既婚者マッチングアプリで実際にあったトラブル事例
ここで、既婚者マッチングアプリで実際にあったトラブル事例を見てみましょう。
実例①:東京都港区・カラオケ店での性的暴行容疑
2024年5月、既婚者向けマッチングアプリで出会った40代女性に対し、50代男性(TBS社員)が性的暴行を加えたとして書類送検されました。
男性は「同意があった」と主張していましたが、警視庁は不同意性交の疑いで捜査し、そのあと書類送検に至ったことが報じられています。
実例②:新潟県・ホテルでの窃盗事件
2021年12月、マッチングアプリで知り合った男性にホテルに誘われた10代女性が、後日財布から現金4万円が抜き取られていることに気づき被害届を提出しました。
新潟県警が容疑者の20代男性を窃盗容疑で逮捕したと報じられ、マッチングアプリ利用時の金銭被害リスクが浮き彫りになりました。
既婚者マッチングアプリをそれでも使いたい人のための安全対策
既婚者マッチングアプリがやばいと分かっていても、「どうしても試したい」という人もいるでしょう。トラブルの可能性を完全に0にはできませんが、なるべく安全に使うための対策を紹介します。
身バレ対策
既婚者マッチングアプリを使うなら、身バレ対策は必須です。顔写真は目元や背景を隠す加工を行い、服装や写り込む場所で生活圏が特定されないよう注意しましょう。
また、アプリの通知は必ずオフに設定し、ログイン履歴も削除する習慣をつけることが重要です。不安がある場合はサブスマホや匿名メールを使うのも安全策です。
詐欺・美人局回避
既婚者マッチングアプリには詐欺や美人局が紛れ込んでいます。特にLINE交換や外部SNSへの移行を急かす相手は危険信号であり、すぐに関係を深めようとする相手には注意が必要です。
金銭の要求があった場合は即ブロックし、相手の身元が不明な場合は絶対に会わないことが自分を守るための基本です。
会う際の注意
マッチングした相手と会う場合は、密室や相手の車などではなく、昼間のカフェや駅周辺など公共の場で会うようにしましょう。
自宅に呼んだり相手の車に乗ったりするのはトラブルのもとです。また、お酒を飲み過ぎると判断力が鈍るため、適度に抑えて自己防衛意識を保つことが大切です。
法的リスクの理解
既婚者の相手と肉体関係を持つことは不貞行為となり、慰謝料請求の対象になります。
数十万円から数百万円単位で支払いを求められることもあり、家庭崩壊の原因になる場合もあります。この法的リスクを理解したうえで、自分がどう行動すべきか慎重に考えることが重要です。
メンタル面の注意
最初は軽い気持ちで既婚者マッチングアプリを始めたつもりでも、後で強い罪悪感に襲われる人は少なくありません。関係が続くうちに相手へ依存してしまい、家庭や仕事が手につかなくなる人もいます。
もし後悔する可能性が少しでもあるなら、最初から使わない選択をすることも大切です。精神的ダメージを甘く見ないようにしましょう。
既婚者マッチングアプリは本当に使うべきか?
既婚者マッチングアプリは「普段の生活で得られない刺激」「癒やし」を得られるかもしれませんが、失うものが大きすぎる可能性があります。
家庭、信用、仕事、健康、お金など、何かを失ってまで使いたいのか、自分自身に問い直すことが大切です。
まとめ
既婚者マッチングアプリは「やばい」と言われるだけの理由があり、身バレ・慰謝料請求・金銭・性的被害など多くのリスクが潜んでいます。それでも使う場合は、本記事で紹介した安全対策を徹底しましょう。
「既婚者マッチングアプリを使うかどうか迷っている」というあなたが、後悔しない選択をできるよう祈っています。