神道系新宗教「大本」の影響を強く受けた新興宗教である「世界救世教」は岡田茂吉が1935年に設立し、岡田氏を教祖・明主様と仰ぎ、岡田氏の垂訓を最高神の啓示としています。そんな世界救世教を信仰している有名人がいるということなのですが、誰なのでしょうか?また、信者数や内紛などのやばい噂についても紹介していきます。
世界救世教の有名人は誰?
世界救世教を信仰している有名人の中で決定付けるような人は現時点ではいません。しかし、噂レベルで名前が上がっている人がいるので紹介しましょう。
- 三木のり平(俳優・コメディアン・演出家)
- 佐々木すみ江(女優)
- 仲宗根美樹(歌手)
- 清川虹子(喜劇女優)
- 高市早苗(政治家)
- 石原光子(石原慎太郎・裕次郎の母親)
一部では石原慎太郎さんや石原良純さんも入信しているのではないかという噂があったようですが、そのような事実はないようで単なる噂レベルである可能性が高いでしょう。
世界救世教の信者数は?
世界救世教の公称信者数は日本国内で約45万人とされており、海外では99か国で200万人の信者がいると言われています。うち、タイには約70万人、ブラジルには約44万人の信者がいると言われています。2019年時点では日本国内で約57万人、世界を合わせると約100万人弱の信者数と言われていましたが、年々減っている傾向にあると思われます。
世界救世教の内紛などのやばい噂について紹介
世界救世教にはこれまでに内紛などやばい噂が多く浮上している宗教として知られています。その噂について詳しく紹介していきましょう。
内紛・分裂が多い
世界救世教は内紛や分裂が多いことで知られています。もともとは寄せ集め状態の宗教団体ですが、1955年に教祖の岡田茂吉が死去した後はカリスマを失ったことで権力争いが巻き起こり、内紛に発展。最終的には、世界救世教いづのめ教団・東方乃光・主乃光教団の3派に分裂されましたが、2018年までしか続きませんでした。
おひかりペンダントの値段がやばい
世界救世教には「浄霊」という手かざしによって、病気や苦悩を解決する儀式があり「おひかり」と呼ばれるペンダントを身に付けていれば、誰でも行えるそうです。そのペンダントの値段は高いもので20万円という情報もありますが、詳細は不明です。
教祖には逮捕歴がある
教祖の岡田氏は過去に4度の検挙・逮捕歴があることがわかっており、そんな人物が作った宗教ということや、神と称えているのがやばいという声があがっています。
インチキ写真
世界救世教は過去に岡田氏の霊写真を宣伝したことがあったのですが、後にこの写真を撮影した人がこの写真はインチキであると新聞社に暴露。この写真を使い岡田氏のカリスマ性を高めて信者集めに使っていたようです。
健康被害
世界救世教では手かざしで病気を治し、西洋医学を全面的に否定しているため、信者の子供に病気や障害があっても通院させてもらえなかったなどの被害が出ました。また、分裂した直系分派の新興宗教では、岡田氏の教えから反ワクチンの思想を持ち、はしかワクチンを接種させず、2019年に27人の麻疹の集団感染を起こしています。
教主がキリスト教でクビ
4代目の教主だった岡田陽一氏は教主になったにも関わらずキリスト教信者だった可能性があり、クビになっています。もともと世界救世教の思想はキリスト教の思想の一部を取り入れており、キリスト教の世界観を根本的な部分で肯定していたのですが、さすがに全く別の宗教なだけに問題視されました。
ごちゃまぜ宗教
世界救世教はキリスト教・仏教・神道の3つが混ざっています。教えが似ている部分もありますが、これだけごちゃまぜにしたような宗教団体など過去になく、取って付けたような宗教でやばいと言われています。
資金流用
過去に10数億円の使途不明金が発覚し、被害者の会が結成されています。法的な問題はないものの、美術品を収集していることでも知られ、国宝を3点も所有していました。この資金は一体どこから出ているのか?信者から巻き上げているお金であるとも言われているようです。
政治絡み
世界救世教は政治に積極的に絡んでおり、参議院議員選挙の比例区では、自民党議員を応援してきました。また、2011年には前原誠司氏(当時民主党)の政治資金収支報告書に世界救世教の名前があったのです。このように、自民党だけではなく民主党も食い込もうとしているようです。
最後に
今回は世界救世教の有名人や信者数、内紛などのやばい噂を紹介してきました。世界救世教を信仰していると噂される有名人や内紛など、多くの噂が飛び交っていますが、真相は謎に包まれてるものが多くあります。